Interview#1 西日本飼料事業部 R.K.
答えがない業界。 様々なアプローチができるので、 自分色の営業ができる。 様々なアプローチができるので、自分色の営業ができる。
北九州飼料課
大学では、動物資源が現代社会の中でどのように存在し、使用されているのか、その歴史について学び、経済学など社会科学的な視点から研究・分析。一児の父。趣味はキャンプ。
食の根幹に関わる 安定した業界
幼い頃から、動物に関わる仕事に就きたいと思っていました。大学のゼミで畜産について学んだことから第一次産業に興味が湧き、ブランドイメージの良い伊藤忠飼料を志望しました。食の根幹に携わる仕事なので、将来的にも安定していると思っています。
入社してから半年間の研修を経て、北九州飼料課に配属されました。現在は飼料営業を担当し、お客様の現状の課題点を見つけ出し、課題解決に向けた提案や畜産IoT商材の紹介、補助金のサポートなどを行っています。またひよこの導入(鶏を鶏舎に迎え入れる作業)や研究所の担当者と農場の飼養環境の調査を行うなど、動物と接触する機会は多いです。伊藤忠飼料では全ての畜種を担当するのですが、北部九州エリアは養鶏場が多いため、私の担当客先のほとんどは養鶏場になります。ブロイラー(肉用鶏)やレイヤー(採卵鶏)それぞれの親鳥を種鶏といい、各農場を定期的に訪問します。お客様が生産する畜産物の販売戦略やコンセプトに応じて供給する飼料が異なるため、ヒアリングを行いながら要望にあった飼料を提案しています。
答えがない中で 提案を模索していく楽しみ
「伊藤忠」という知名度のあるブランドのおかげで、新規のお客様にも話を聞いてもらいやすいと感じています。入社時は鶏卵の販売営業課を志望していたのですが、現在の業務内容が充実しているため、結果として飼料の販売営業で良かったと思います。お客様は温かい方たちが多く、本当に良くしていただいています。私自身、人と接することが好きなのでその点も向いていたのかなと思います。
お客様からは、もっと大きく育てたい、早く成長させたいなどの成績面や、飼養環境についてなど、様々なご相談があります。細かい商材のことや、畜産物をブランド化して販売したいが何か良いアイデアはないかなど、飼料以外のご相談も多いです。対応範囲が広いため難しくもありますがやりがいでもあります。ヒアリングをしながら最善な提案を模索している時が一番楽しいです。いろいろな方向からアプローチがかけられるので答えがない、だからこそ良い意味で自分らしい営業ができます。
この場所に 何かを残してから異動したい
総合職なので転勤があるため、同期も全国のあちこちに行っています。北九州にきて7年目になるのですが、伊藤忠飼料では大体5年ぐらいでジョブローテーションがあるため、そろそろ異動が近いのかなと思っています。今のお客様に対して、この仕組みをつくってくれたのはあいつだったなと覚えていていただけるような、私がいた痕跡を残せる仕事をして異動したいと思っています。
現在トライしているのは、耕畜連携の循環型システムです。お客様の農場で出た畜糞を肥料として加工し、お米の農家や野菜の農家で使っていただき、その肥料で育った農家のお米や野菜の残渣などを伊藤忠飼料で活用し、飼料として農場へ供給する。私が北九州から移動した後もその仕組みが残って、動き続けたらこんな嬉しいことはないです。今は、組み立て途中のため異動になるまでに完成させたいです。
ワクワク感を常に伝え続ける
伊藤忠飼料以外にも飼料メーカーは何社もあり、お客様には選択する権利があります。お客様に選ばれるためには、伊藤忠飼料と付き合っているメリットをお客様が感じられないといけないと思っています。お客様の課題に対してだけでなく、先回りした提案を行うことで、この会社と付き合っていたら何か面白いことができるんじゃないかというワクワク感を伝え続けること。何か面白いことをしてくれるのが伊藤忠飼料、困った時に助けてくれるのが伊藤忠飼料、だから付き合っていると言ってもらえようになりたいです。
今後は、営業の幅を広げるという意味で肉の販売をしている部署も経験してみたいです。卵の営業や肉の営業を通して、畜産物がどのように販売されているのか、どのようにブランド化すれば消費者に手に取ってもらえるのかを学べると、飼料営業でもさらに一歩踏み込んだ提案ができ、お客様に貢献できるのかなと思っています。
ONE DAY ある日のスケジュール
前の週の金曜日に1週間分の予定をホワイトボードに記入。病気等を運んでしまう可能性を避けるため、農場へのご訪問は1日1件。
客先によっても異なるが、面談時間は1時間から2時間程度
雑談を交えながらコミュニケーションを図り、提案や情報交換を行う
ヒアリング内容の整理や書類作成
OFF TIME オフのすごし方
子供と一緒に買い物へ。
担当畜産物が気になってしまいます(笑)
子供が小さく動きたい盛りなので、休日は一緒に公園やショッピングモールへ行くことが多いです。この仕事をしてから、スーパーに行くと、どこのお肉だろう、どこのメーカーだろう、産地はどこだろうと見るようになりました。担当している畜産物に対してはやはり愛情が湧くので、店頭でお客様のお肉を見かけたら、家族で美味しくいただいています。