Q&A デジタル目勘:Q&A
「デジタル目勘」について、お客さまからよくあるご質問とその回答をQ&A形式でご紹介しています。
「目の子(めのこ)勘定」の略語です。畜産業界では目で体重推定することを指します。
豚のみ推定可能となっております。
端末に搭載したデプスカメラで豚の3D体型データを取得後、ソフトウェアの画像処理技術で推定対象の1頭だけを分離します。次に、3D体型データから豚の特徴量や被写体との距離などを取得、ノイズや変動要素を除去し、最後に抽出した特徴量とAI(機械学習)で構築した体重推定モデルと照合し、推定体重を算出しています。
NTTグループのAI技術「corevo」の一つであるNTTテクノクロス独自の画像認識技術と、AI(機械学習)で構築した体重推定モデルを使用しています。
確かに、豚は品種や飼育方法で体型に個体差が発生します。学習させている教師データの豚よりも体が長い、幅が細い、腹が垂れ下がっているなどの場合、推定数値が小さく又は大きく表示されることがございます。
その際、端末側で推定値を加算・減算する微調整機能を搭載しています。お客さまの農場に合わせてご調整頂ければと思います。
いいえ、通信は不要です。電波が無くてもスタンドアロンで動作します。
原則静止している豚となりますが、多少体を動かす程度なら推定可能です。
以下の状態では適切な推定体重が表示できません。
・直射日光が直接豚にあたる屋外など、明るすぎる場所
・蛍光灯の直下
・撮影した豚が判別できないなど、暗すぎる場所
・豚の背中の一部に日差しまたは影がかかるなど、明暗の差があるとき
カメラと同じで強い光が差し込む場所では正しく撮影できません。
やや暗めの均一な明るさの中でご使用ください。
適切な撮影環境で、撮影条件に従ってお使い頂ければ、誰でも斉一な結果が導き出せます。
但し、動く豚を撮影するのは誰もが初めてであり、操作感覚を養う必要があります。
システムはソフトウェアとハードウェアで構成されており、ソフトウェア利用料は月額15,000円/台、専用端末は518,000円/台の初期費用のみとなっております。
当社直接販売の他、販売店や代理店での取扱もございます。まずは当社の営業支店へお問い合わせください。
デモ機でのデモンストレーションは可能です。製品の事前貸し出しはできません。
当社及び販売店が操作方法や故障の際のサポートをします。